薪ストーバーなら、ご存知の通り薪のセルロースなどの成分は樹種によってほぼ一緒なんです。つまり、重量あたりの熱量は一緒、乾燥した木は5,000kcal/kgの熱量を持っている。
ちなみに灯油は10,300kcal/kg、よく乾燥した木1kgは、杉もクヌギも同じカロリーなので、乾燥後、同じ重量集めれば同じ熱量を得たことになる。
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そう針葉樹じゃダメなのか?
それほど、ダメじゃない???
ダメな原因が、場所を喰う比重で見ると、杉0.4 樫0.83・・・・倍場所が必要。しかし、そんなの気にならないメリットが有るのです。
製材所から貰ってくるのです。そうすると
- 薪作りの予定が確実なものになる
- 軽いので作業しやすい
- 3~5センチ厚なので乾燥しやすい
- 道具は丸鋸、有っても電動チェンソー
- 山から玉切して運んでくる手間がない
予定が組める
このメリットが一番大きいように感じます。実際薪集めは降って湧いたように発生します、それに対応処理していくお付き合いになります。
子供の行事、近所の行事やら、一人でやらなきゃならなかったり、不意の仕事で残業なども発生、遊びの予定も組みたいでしょう。
薪奴隷にならなくて済む。電話一本で、あれば分けてくれる。実際、製材所で\2000程度で、トラック貸してくれる場合あり!!
軽いので作業しやすい
この長さ4mですが、一つ一つは片手で動かし鋸まで持ってこれる軽さ。樫、クヌギとかと違い切りやすいし根元の方でも割るにも苦労しない。切ったものも投げるのも簡単。
知り合いのところでは、丸鋸で加工して、うまく隙間を開けて乾燥させてます。
乾燥しやすい
もともと、製材段階まで来ると結構乾燥してます。丸太の丸い部分を切り落とした物、太いところから細い、皮だけなんてものもありますが、それはそれで焚き付け時に使用できるし問題なし。厚さが3~5センチ、いい頃合いで乾燥します。サイズ的にも問題ない。
そして、端材であれば、この段階で積んで少し乾燥させればもう、燃料確保終了ですよ。このような設備あったら、いくらでも焚けますね、
まとめ
私の住む、北関東では、屋敷に樫、欅、椎茸用に楢、山には椚、樫など、選ぶほどありますが、TX沿線などでは激戦区らしく、そういう場所だと製材所の端材は重要エネルギーになるのではないでしょうか?
でかいチェンソー、の代わりにスライド丸鋸、薪割り機の代わりに、薪用の敷地(笑)
私も、焚き上げの際に使用しています、温度上がるまでに、プラ製の買い物かごに薪を入れて持ってくるのですが、その半分の杉ちゃんで焚き上げて、椚にスイッチして居ます。椚などの消費量が少なくて済みます。
薪の作業、手配に手間がかからない、もっと楽しめるかと思いますよ、薪奴隷はやめて遊びに行きましょう。