【アウトドア】快適ドラム缶風呂の作り方【薪風呂は、芯底温まる】

キャンプなどで見かけたり、体験したりするドラム缶風呂。

楽しいですよね一度はやってみたかったドラム缶風呂、家でやってみました。

最近はアウトドアで薪ストーブ流行っているので、その煙突を利用し排気して、煙たくなく燃費の良い快適ドラム缶風呂やってみました。

段取りから楽しいんですよ、ドラム缶洗って、場所作って、煙突組んで、薪着火、夜間照明にスウェーデントーチ付けたり、熱くなったり、入っていると追い焚きしたくなったり。

必要なものや予算、抑えておきたい水量や夜間照明など、ポイントなど書いています。

いい加減に、やってみた

何はともあれ、出入りのガソリン屋に燃料用ドラム缶を持って来てもらい、酸素溶断で蓋を切断。

最近は切ってある蓋つきのドラム缶も有りますよね、私のは無料なので小さい穴の開いたドラム缶でした。何も知らず焼いて洗って沸かしてみました。
鉄泉サビさび色です。石を組んで薪に火をつける。沸かしてからドラム缶の淵をもって跨いで入浴　♨・・・・・とんでもなく茶色

とてもきれいになった感じはありません、鉄分取り過ぎた感たっぷり。鉄さび臭が強く何はともあれは煙い、しかしなぜか面白く温まる。

しかし問題が・・・・・

錆びが常に発生し、鉄泉というよりサビ臭い
煙たくて、景色どころでない。
煙で、ドラム缶周囲が周り真っ黒

これを解決するために、脳内CAD考えて見ました。

ドラム缶風呂　煙突付き

ステンレス仕様————解決：錆びない、鉄分除去
煙突付きで煙くない——–解決：これは、落ち着いては入れます
燃焼室付きで安定燃焼—–オマケ：着火が楽、燃えカス少ない
ダンパー付けて燃料節約—オプション：結構便利、燃費にも影響。買い物かご1つ分で150L沸いちゃう、火口から煙が出ない程度にダンパー締めると良い。
排水バルブ—————–排水が楽、以前はゆっくり倒していたので体力が必要

※排水はホース使って、サイフォンさせて排水してます。

再度挑戦、まず設置

火室・炉内作成

ドラム缶風呂炉内

煙突つけるために、画像のように上面に平らな所が有る石（ブロックでも可）を地面を掘り上面がほぼ水平になるよう半分埋め安定させる。

ドラム缶風呂　着火

堀削がダメなら、隙間を土盛りするなどして密閉する、それほど神経質ならずいい加減でも、一度煙突が温まれば、どんどん煙を引いていくので煙くなく問題はない。

煙突設置後、ドラム缶を載せ水平確認、と言っても石なので適当に移動してると、だいたい水平になる（笑）

水はり、脚立設置

ドラム缶水張り

設置してみると以外に深いのが分かる。底を拭こうにも片足あげないと届かないはず。そこで脚立を立てる。
低い脚立もでも可能だが、実際やってみると分かるが、濡れた手でドラム缶の縁で体支えるのは難しい。高い脚立に片手で掴まり、スノコを押し下げながら入るので、足がキツイことが有る。

※子供や背の低い人だと難しいことも有り、介助が必要になる。

水量注意

これが、温度調整難しいので、

1/3程度の量にしておくこと。
やれば分かるが、薪の火を水かけて消すわけに行かず、

釜爺を置くわけにも行かない、1/3なら煮沸していても、

更に1/3入れればいい温度になる。
温度が低いなら薪を足せばいい。

ドラム缶風呂　紅葉

夜間照明がいい雰囲気醸し出す

陽落ちてきて、夜間照明です。白樺の薪があったので、割って番線で縛って
なんちゃってスウェーデントーチ完成！！

スウェーデントーチ　白樺

着火抜群、続かない・・・炉内にぶち込み強制着火

入浴時注意

底にはちゃんとスノコを敷いて入ります。
足先で沈めながら、ドラム缶の底へ、下は灼熱地獄！！熱いです。

底に、直に触ればやけどしちゃう。

よく聞かれるんですが、

Q.ドラム缶風呂熱くない？
A.底だけなんですよ、熱いのは！

周りは熱くないですからね。湯温と一緒です。外がマイナス3℃だったので、

ピッタリ背中を付けると、だんだん冷たくなってくる。
中は狭く、膝を片方ずつ曲げて入ります。（h=175cm W=70kg）

肩まで入ると別世界、見上げる空には湯けむりが・・遊び疲れた体、水遊びで冷え切った体には、芯から温まる、茹で上がる！

それにしても、杉とかで沸かした風呂は水が軟らかくて温まります。

少しぬるく感じたら、5cm角の杉薪を2本程度入れれば、

底から温めてくれて、柔らかい煮物の気持ちがよくわかります。

秋には紅葉の中で、冬は冬で、火遊びしながらのお風呂段取り。

寒い日の焚き付けは楽しいです。

何ででしょうかね、火を見てると安心するのは、人間の本能に刻まれてるんでしょうね。

今は大学生の次男坊ですが
未だにこんなことやってます。チャリンコにキャンプ道具積んで、日本狭しと走り回ってます。

こういう環境に生まれて、アウトドアな事は嫌いになりそうなんだけど、盆暮れ正月に帰ってくると、必ず沸かしてます。

そうステンレスドラム缶は10年経っても大丈夫、2019年元日から焚いてます、腐らないですからね！！

さてどんなドラム缶にしようか？

ドラムの選定に入ります。

	鉄製クローズドラム缶	鉄製オープンドラム缶	ステンレスオープンドラム缶	リサイクル内面塗装オープンドラム缶（中古再生）
錆止め処理	必須項目	必須項目	不要	不要
耐久性	直火で腐食、サビ止め要メンテ	直火で腐食、サビ止め要メンテ	ノーメンテ、外置き10年以上	直火で腐食、サビ止め要メンテ
穴あけ	タガネ、酸素溶断、プラズマ溶断	不要	不要	不要
価格	￥10,000前後	￥12,000前後	\40,000以上	\9,000程度