見つけてしまった原木、何をどうしたら良いのか??道具や方法など、今回、頂けることになった条件を当てはめて、マイナス要因の対策が可能か考えてみました。
目次
現場の下見
樹種 | ケヤキ |
サイズ | 元で50センチ |
幹の状態 | 伐採したまんま |
枝の状態 | 除去されて、寄せられている |
総量 | 5本 |
地形 | ゆるい傾斜地 |
搬出路 | 20M程、傾斜有り |
所在地 | 2軒となり |
樹種
今回はケヤキです、最大のマイナス要因です
- 繊維が強く割れにくい
- 割れても剥がれにくい
- 斧でやるには最大の敵です。
- チェンソーにも難敵です。
問題は樹液です、これがチェンに絡むので、刃の潤滑が間に合わず、刃がすぐダメになる。
対策としては大排気量のマシンで短いバーを付けて対処するか、オイルフィラーで給油しながら切る事で対応します。
木のサイズ
根元で50㎝なので、短いバーの15インチで対応します。木回しで、回る程度の長さに一度切って回すので、15インチ有れば十分です。
幹の状態
幹の状態は、伐採したまんまで、倒しやすい方向に倒れていますが、重なってはいません。山の家の裏庭なので、地面にはコンクリや砂利などは無いのですが、石が場所によって出ていますので、注意。
枝の状態
枝は落としてあり、枝処理は不要です。割らないとならないサイズのみ置いてあります。
総量
幹の部分が5本、その他、良い杉など有ります。焚き付け焚き上げ様ですなので、軽トラ3人前程度となります。
地形
ゆるい傾斜地、東側は沢、北側は沢に落ち込む谷津の様になっていて、実際の作業場は堅く乾いていますが、虫が出ると思われます。
搬出路
木の倒されているところから、1m程上がり、そのあと20m程移動して車両となります。
道具類
- チェンソー Husqvana 357XP
- 燃料、6L満タン
- チェンオイル 1L満タン
- ソーチェン 予備1本
- ガイドバー 13、15inch
薪原木外観
漠然と欅と言っても、外観とか、乾燥した状態とか、薪原木の種類の見分け方をまとめた懐かしいものが出てきましたので、載せておきます。
まとめ
樹種が難物で、薪割り機持ってる人には苦もないですが、斧ラーにすると大変。そしてオチッコ臭いにおいも乾くまで、フワッと匂います。衣類等、箒で良く掃除してからでないと、帰途車中はアレな匂いに包まれ不幸せな気分に浸れます。
道具の方は、排気量でかめ、バー短く、油脂類満タン、大鋸屑詰まり除去ツール、潤滑油スプレー持っていくことにします。
それ以外は、普通に問題ないと思います。
そういえば最近、こんなの出たんですね。ちょっと気になります。今回の現場に有れば良いですねちょっとした坂が有って、そこを押していくのがつらいかな・・・と、これだと結構泥濘でも大丈夫そうですね。
転載元:マキタ「充電式」運搬車!