最近、冬キャンプで薪ストーブが増えてきています。常に温かい飲み物や調理に使えテントの中は温々、そしていい景色の中でまったりと過ごすことが出来ます。
薪ストーバーからの視点からみた、薪に適した木、適さない木、薪にしてはいけない木、力のある樹種、樹皮画像の残ってる20数種‼ 3部に分けUPします。
謎深き薪の世界を知って、ワンランク上のキャンプを楽しんでください。特に危険な毒の出る木もあります。
あなたの近くにも有るかも知れない薪原木、割った薪、木口の状態、樹皮の画像並べてあります、見分け方の参考にしてキャンプ用薪狩りしてみてはいかがでしょうか?
目次
薪集めは以外に簡単
キャンプで使う薪の量は1日20kg前後、これを5回で100kgであれば、それほど本格的でなくノコギリもしくは電動チェンソーと斧あれば事足りる物量。
この最安値辺りでも、量を考えれば事足りる。充電式を勧めるのはメンテナンス性と携行性ですぐ手軽に使えるところ。
薪割り斧もケースに入っていて、携行性が良い。この樹脂柄グラスファイバー強化ナイロン、ドイツの安全規格と技術規格を満たし。知り合いにも6人ほど所有してます、軽くて振りやすく頑丈。長く使える一品です。
この道具持っていれば、薪情報があれば飛んでいき、乗用車トランク一杯詰め込んでくれば、しばらくは薪に困らないでしょう。
【1年乾燥のやり方】薪の乾燥を早くする方法と太さは?【促進】 2019/01/16 –薪ストーブ 皆さん、焚いてますか?薪ストーバーに寒いなんて言葉は無いです。カリッカリッに乾いて、ストーブに入れるとぽっと火がつく薪焚いてますよね!? 私の焚いてるのは、乾燥期間 377日~290日、2017/12 … |
薪にはどんな種類があるのかな?
用途に合う薪がチョイスできれば、アウトドア楽しむ近道です。そんなおすすめの薪選びを徹底ガイド!
薪を極めれば、より楽しいアウトドアが楽しめます。
ここで薪の種類についてしっかり調べ、その薪の特性を活かした使い方をしましょう。
火おこしには、杉葉や竹と細かくした針葉樹スギ・マツ・ヒノキ!
キャンプファイヤー、薪ストーブには最高の持久力の樫、クヌギ。実はソレだけでは有りません。重要なことが有るのです、先日もキャンパー薪ストーバーの方が、禁忌植物の薪を手に入れてました。一つ間違えれば死に至るものも有るので、下記のものは注意が必要です。
薪に適さない木!?絶対薪にしてはイケナイ禁忌植物
ウルシ類は乾燥していない場合、煙が吸うと気管が痛い。以前、焚き火で私は、喉が痛くなり、すぐ気がついたので、消して事なきを得た事がありました。
完全に乾燥させることは不可能なので下記の種類は避けよう。
ヤバイ薪
- ハゼノキ
- ヤマハゼ
- ウルシ
- ヤマウルシ
- ヌルデ
- ツタウルシ
史上最強禁忌植物は、夾竹桃(キョウチクトウ)、燃やす事はNG。
キョウチクトウ(夾竹桃)は優れた園芸植物ではあるが毒性が強く、取り扱いには十分注意が必要である。中毒症状としては疝痛、下痢、頻脈、運動失調、食欲不振などがある。花、葉、枝、根、果実すべての部分に毒性がある。
乾いてもその毒性は変わらず、箸や串焼きの串にすれば死をもたらします。燃やせば毒ガスを周辺に撒き散らします。切るだけでも注意が必要、強い毒性があります。
刈ることも燃やすことも禁止です。
注意していれば防げるので、剪定枝の場合、特徴ある葉などで、注意しましょう。
それでは、今まで集めたことのある、安全且つ長持ちなハイパワー薪原木の樹皮、木口画像あいうえお順で書いていきます。
アカメガシワ
荒れ地に一番最初に出て一番でかくなる。
芽出しのが赤い葉っぱが特徴なんですが、葉っぱ付いてるときには貰わないしね。この木の特徴は、ベルゲニン(タンニン類)などを含み、青臭い匂いがする。
木口を画像から見ると一瞬ケヤキのようにも、見える。
樹皮がコノような感じで、樹皮だけでなく内部もこの延長上にあり、ケヤキほどの粘りは無いが筋っぽい感じで、割れるけど筋っぽく、くっついてるしぶとさ。
はっきりと模様の出てる画像、筋っぽさは、灰になっても崩れない((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル、そして、以外に乾燥後は軽くなり、がっかりする。巨木が多く一度は通る道のりかと。
梅
ガッツリと剪定対象になるので、グネグネの原木に遭遇します、太いものであればソコソコ割れますが、剪定の繰り返されたツワモノはかなり厳しく、横にして割るのも手です。
乾燥しても、しっかりとして重く、悪くないと思います。
上溝桜(ウワミゾザクラ)
サクラとしての香りはナシ、一瞬いい香りがする気がする程度。サクラより火力有り
樹皮にツブツブとケヤキ表面に見るのと似てる、芯材は茶色で辺材がオレンジっぽい、割ると綺麗なので、沁み沁み見てしまう色合い。
鉈の柄に使ってるのも有る。
コレも上溝桜、上の画像より味気ない樹皮の感じも違う。サクラは亜種が多く結構わからん雑種が多い気がする。
エノキ
一番最初に貰った木でした。心辺の区別なく、黃淡色で黄色の強いものはアーモンド臭がする。
樫と間違える事が多く、樹皮の厚みと中心部のお腐れと匂いで区別してほしい。
樫の枝も同様まっすぐだが,エノキのそれは、途中からウネウネとしている。
非常に育ちがよく、80センチ級がザラにある。キャンプサイトでは、焚き火に焚べると、青い炎が出る。
薪として、節がなく割りやすく素直、樫ほど堅くはなく割りやすいが、実は乾くと軽くなる残念な結果が待っている。
カキ
富有柿の産地が裏手にあるので、其処から実と一緒にもらったもの。果樹全体に言えるけど、コリっとした感触で割れる、
甘い香りを期待していたんだけど、甘かった、イヤ甘い香りは無かった。黒カキは貴重と言われたが燃やしてしまってからでは遅かった。
次回予告 3/31,4/3
この木を集められるといいですね。気乾比重0.7以上、乾いても非常に重く堅く、木刀に炭に使われます。 キャンプ薪ストーブにガッツリ入れれば、翌朝まで熾は残り、朝の着火がラクラク |
雑木も立ち上がりや繋ぎで入れたり、パワー系と混ぜたり、火の落ちかけた時に小割にして入れたり、様々な使い方有ると思います。 キャンプ薪ストーブでリンゴを焚いていると、外はいい香り。中は煙出てこないので、薪投入時ぐらいいい香り(笑) |