チェーンソーのダブルベベルやグーフィーヤスリの目立て方法を解説。基本の目立て方法や目立てのコツなどを紹介。
目次
ダブルベベル、グーフィ目立て、頻度は?
頻度
通常、チェーンソーの目立て頻度は給油2~3回に一度といわれていますが、石や釘などにヒットして損傷しない限り、ダブルベベル、グーフィー、目立ては、その日の作業が終わり次第で、1回で良いと感じています。
目立て料金
以前は有りましたが、評判は良くなく消えました。
ダブルベベル、グーフィー目立ては自分でできるか?
通常、目立ては専用の治具使えば切れる様になります、しかし大人数の集まった薪集めなどでは、一人でやっていた時と違い、とんでもない人が現れます。
そういう人は、腕もさることながら現場で目立てしていません。
しかし、ダブルベベル、スリーコーナーでの研ぎ方と一緒、
カッティングコーナー?にヤスリの角を合わすだけ、動画見て練習してください。簡単に慣れますが問題は、逆から研ぐのに力がいるので、バイスにシッカリ保持すること。
最初ゆっくり擦り、当たりが付いてきたら力を入れて研ぐ、道筋さえ付けばスムースにヤスリは動くようになりますよ。
ヤスリの角とチェンの角が合っている
グーフィー、ダブルベベル、スリーコーナ、マニアなヤスリですが、研いでるの見れば納得して自分でもできると思います。
ヤスリの力入れる方向
上刃と横刃の交点へ向かって力入れてます。刃が逆転する方向です。
- ヤスリの長辺と短辺の交点
- 刃の上刃と横刃の交点
- ヤスリ短辺の延長は真下に向いてる
黄線で青線を削っていけば完璧です。
チェーンソーの刃の基本の目立て方法
ヤスリとゲージを使った、基本の目立て方法を紹介します。
道具
グーフィー、ダブルベベルヤスリ
カッター研ぎのメイン。これを会得すれば鬼斬れ間違いなし!
平ヤスリ
デプスゲージを削るために使います。
固定するためのバイス
がっちりと、刃を固定できるようにしないといけないので、卓上のバイスをを机などに固定したい。
手順
ステップ1. チェーンソーの用意
ヤスリの目に詰まるので、チェンに着いたオイルや木屑を、ワイヤーブラシでこすり落とす。
ステップ2. バイスにセットして刃を動かない様に固定
バイスに固定して、チェンブレーキを掛け、チェンの遊びを取るために、バーとチェンの間に、ドライバーやラジオペンチ等を入れる。
スタート位置に、目印有ればいいですが、無い場合マジック等で分かるようにします。
ステップ3.
通常とは逆に摺ることが、当然の様に伝承されましたが、メッキバリを嫌っての事です、またその方が見やすいというのも有ります。
右刃は、逆に摺りますが、左刃は摺りにくいと思いますので、通常と同様で良いと思います。当てる位置が見難いので注意が必要です。
ステップ4.左右の刃の長さ
当然、刃の長さは揃えますと言っておきます。振動が出やすいですが、そこまで今のチェンソーでは感じません。
ステップ5. デプスカウンターをセットする
次に、デプスゲージとカッターの上面に合わせ、デプスゲージの出ている部分を削れば、デプスが調整されます。
目立てのコツ
うまく切れない時、悪い例は、これです。
やばいことに売ってるサイトでもこんなレベル。上と同じですよね、振動でチェンソー壊れそうです。
ヤスリ入れる角度がモロ90°です。
1.固定していない
治具によってヤスリの角度が合っていても、ソーチェーンソがぐらぐらしていては角度がずれてしまいます。ソーチェンの張り、そしてガイド部分をしっかり保持してやってみてください。
2. ヤスリは押して削る
ヤスリの目をよく見ると、押す方向に目が立っていますので、押して、削ります寿命が短くなるので、引く方向には擦らないようにしましょう。
4. 角と角を合わせる
横と上を同時に削ります。ビデオの様に必ず角度を保持してください。
5. 前腕とヤスリを一体化
腕の延長上にヤスリがある様にすれば、角度もズレにくくなります。直線的に動くよう行ってください。
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