以前から使用している、CCIスマートビューの使用感、耐久性。今回、DA17Vワイパーゴムの交換の仕方〜下地処理して、使用してみた超ガラコの施工方法も含め紹介します。
雨の日の視界が悪いのは、フロントガラスに水垢やウォータースポット、ワイパーブレードがヤバい方、DIYガラス撥水コーティングしたい方必見です。
目次
CCIスマートビュー
2017年10月に2車の全窓施行のCCIスマートビュー、2車で上塗りしたのは3回、フロントガラスをキイロビンで剥がし再施工したのが1回。
630日程経過してるのですが、平均160日前後、撥水を保っていました。ワイパーの設定は、プリウスの方はオート設定です。
Safety Plusには影響は全く有りません、シリコン系と違い妙なギラ付きは無いからでしょうか?雨の日の街灯の下でも、全く見難くなりません。
側面、リアは衰えはすれど撥水はして、かなり成績はいいのですが、無くなってしまい、今回は、フッ素系撥水として、超ガラコ出たので使ってみます。
超ガラコ(SOFT99)
カーケア製品でこの名前を知らない人はまず居ない事と思います。私の世代だと正にコレ、半世紀に及ぶロングセラーのハンネリ
ガラコは販売した当初買いましたね、塗りましたよ。雨の日に水を弾くあの感じ凄い感動ですが、暗くなって街灯の光を受け、ワイパー動かすとギラツイて全く見えなくなる。ワイパー動かさなければいいのですが、丁度良い量の雨等降りませんでした(笑)
それ以来、嫌いで遠ざかっていたのです。
しかし、薪仲間の大型車のプロドライバーから、シリコンじゃダメでフッ素なら間違いない事教わり、キイロビン(コレも古いぜ)&CCIスマートビューを教わり施工したのが、フッ素系との出会いでした。
超ガラコの効能書きは
- 1回の使用で約1年間の長寿命
- 約45〜60km/h(当社テスト値)でノーワイパー走行も可能
- ワイパーや洗車機、洗剤でも取れにくい強力フッ素皮膜!
- 油もはじくフッ素皮膜だから油膜や汚れ、ウォータースポットがつきにくい!
- 全天候視界良好。冬季は雪、霜がつきにくい
施工方法
流れ的にはこんな感じで、フッ素塗布前の段取り、ガラスコーティングで行ったやり方と似ています。
- ワイパーブレードゴム交換(寿命のため)
- シャンプー洗浄
- キイロビンで研磨
- 再度、シャンプー洗浄
- ガッツリ乾燥
- アルコール脱脂
- 超ガラコ塗布
- 拭き取り
今回は、余計かも知れないけど、ガラスコーティング時の様に、アルコールで脱脂してみました。
ワイパーブレードゴム交換
このゴム交換は以外に簡単ですよ。赤い線で囲んだ部分がワイパーブレード(鉄製)にはめ込んであるだけ。
赤い線で囲まれ、スライドさせるゴムの溝に、薄いステンレスのブレードが入っていて、それでワイパーブレードにシッカリ保持される様になっていて、それをはめ込むだけである。
今回は、エブリイDA17Vのワイパー交換してます。事前にゴムの部分の長さ42.5㎜
注意点
赤い丸で囲まれた部分の角穴に、ワイパーブレードの端が入りロックされる構造になっており、外すときは、ゴムを矢印の方向に抜き、ゴム入れる時は、この穴にブレードが収まる様に調整する。
シャンプー洗浄
シャンプー洗浄は、アルコールで落とすぐらいだから、中性洗剤でも良い様な感じもするが、洗車も兼ねて、お約束のSONAXの泡々で!!ゴミや汚れを確実に落とす。この時スマートビューの残りが分かる。サイド、リア等はかなり残って泡を弾く。
洗いは丁寧に、砂等は大敵です後で泣きを見ます。
キイロビン研磨!?
フロントガラス磨きには、酸化セリウムが主成分のキイロビンにお任せ。水垢や太陽光で焼き付いたウロコの様な皮膜も落とせる優れものです。
注意点
傷物には出来ない所なので、注意が必要です。磨くスポンジの表面も良く洗い、砂粒やゴミ等ついてない様にして、油膜落とします。今回、スマートビューが少なからず効いていたので、キイロビンが弾かれます。
超ガラコもそうですがフッ素系の落としは結構大変です。かなりハードに擦らないとならないので、心が折れて、ランダムサンダーにスポンジ付けて行いました。入念にスポンジを洗い砂などついてないか良く確認です。
リョービのランダムサンダー、最遅で2回往復、進みゆっくりで除去出来ました。そんなレベルですが、コンパウンドのウルトラフィーナでも、荒い様な気がする。
キイロビン研磨後も、もう一度良く洗浄した方が良い、シャンプーで擦ったが、乾燥後薄らと白く浮き出る所を見ると、かなり粒度の細かい研磨剤なのが分かる。
塗布には、完全乾燥必須
気温が低い時、デフロスター(デフォッガー)でウインドガラスを熱風乾燥して、完全に水分を飛ばしてないとなりません。水分に反応してしまうためムラになる。
逆に高温では施工を避ける、コレもすぐ乾いてムラになる。
IPA拭き取り
アルコールです。紙ウエスにたっぷり含ませ、隅々まで拭き上げます。この作業を入れたのは、超ガラコ溶媒でもあり、キイロビン残滓と余分なモノが無い様に徹底しました。
ちなみに、このイソプロピルアルコールは、傷口には塗布厳禁ですよ。悪化しますから消毒には不可です。
やっとこさ超ガラコ
やっと出番です、超ガラコ。
オレンジ色のガラコカラー健在です。
フエルトが付いていて、塗るのは簡単、押すとジュワッと出て来ます。結構すぐ乾いて白くなって来る。くるくる円を描きながら、昔のワックスみたい(笑)
ガラコ本体、チョット長いと、ガラス中央部分に楽に手が届く¨ちょい長¨ってのが有るんですね
五分ほど放置してから拭き取り、拭き取り簡単なのはいいね。拭き残しと放置はまずい、固まってムラの原因になる。
ちょっと悪戯テスト
重ね塗りというのがガラスコーティングには有ったので、超ガラコも勿論チャレンジ。それもエブリイの運転席側を2回塗り、助手席を1回塗りで差が出るでしょうか??陰謀なのでしょうか(笑)
2度目は塗っていて弾かれてる、かなり弾かれるので無視して塗ってましたが、塗れてない所に塗ったという事で良いのでしょうか?
よくわかりませんが、忘れない様に書いておきましょう。
数ヶ月後に、耐久性評価の対象ですね、半年後ぐらいかな?
まとめ
一度、この奇麗さにハマると抜け出せません。雨の日のクリアな視界、若干見難くなった眼にはいいかもしれません(笑)
面倒臭い時は、チョット洗った後に塗っちまえば良いでしょう、こうかがすぐ落ちてもまた塗れば良いしね、でもキイロビンでのクリアはやった方が良いね、ガラスも古くなると曇って来るからね。
これって、サイドガラスやリアガラス、サイドミラー、スマホ、風呂なんて石けん等、良く掛かる所にはのも良いのかも??
やっぱり、プロドライバーは違うね、ウインドケアはシリコンよりフッ素。ボディも同様
必ずキイロビンでの除去は忘れない様に、フッ素付着に差が出て耐久性も違います。