最初に考えていたのは、安易な金属製。簡単に設置するだけでいいので迷ったのですが。
色々調べて行くうちに、レンガも良いけど、石の鉄板貼りが一番面白そう、そして、未知の分野でもあった訳です。
問題なのは、壁との接合
壁にそのまま貼って行ったのでは、空気層がなくそのままじっくり暖まってしまうので炉台に鉄板を使い、曲げて溶接。
ラス網をネジ止めでバサモルタル(バサモルタル(※1)水:セメント:砂=0.5:1.5:8を混ぜた状態)を平に敷きました。
がさごそやってると、早速やってきました、次男坊
ここで一日放置
その間に建設業の友人にアドバイス、判らない所を聞く
石貼り開始
何も考えずに、寝かせてあるので、パズルのように簡単に貼れました。が後から仕入れた情報だと十文字に貼らない方が、良い感じになると・・・・
問題発生、凄く重い
そして自重で歪むので、無理すると剥がれる。これは、鉄板の強度不足、持ち上げる事を考えていませんでした、しかし、歪むのは目地が詰まってれば歪まないのではと考え、白セメントを塗り込んでしまいました。
プラ束入れ、床面を施工開始
場所が縁側と和室のあいだで、本来では障子が有る所、床下に潜ってみると敷居の下には、基礎がとおり、プラ束入れる隙がない程強化されていました。
無理矢理、丁度ストーブ左足直下辺りに、一本、煙突直下辺りに一本
入れました。これなら無くても良かったような感じです。
- 床面は、防水シート(黒)を敷き
- ラス網打ち
- バサモル敷き
- すぐ、石貼っちゃいました。
ストーブ直下ポイント
床面の他の部分は、直に貼ってますが、ストーブの下だけは、30mm角のパイプを四の字に組み、上に3.2mm縞鋼板を溶接し、かさ上げしてあります。下の画像の石が乗ってる赤い板です。
一番面倒だったのが、前の形状が似ていて、尚且つ長い物が中々無い
コの部分、結局白セメントで埋まってしまうので、白セメントで形作ります。
高さが微妙で、小さい石が無くなってしまうので、2段にして何とかクリア。
固まったら、大丈夫だった
翌日、思った通り、目地が固まり 強度UP !! 重量UP !!
床面の目地も固まって、いい感じ。
柱面に垂木を打って、スクリューで、ストーブ背面を取り付け。
白セメント目地入れ
スポンジと調理用のプラへらが活躍しました。
- スポンジをちょっと濡らし、柔らかくこするんです。
- うっすら乾いた時にもスポンジで拭くのです。
- 白セメント乾くと厄介です。
コテは、バケツでモルタルこねる時と、乾いた白セメントを削る時に活躍。
実際に、出来てみるとデカイ
こんなかんじです。
この後、実は壁の色を変えていたのです、コテ塗りで、うまく塗れ~る(漆喰)を買って
炉台壁面の色に合わせる為、桜色にしています。
後から考えると、漆喰ではなくモルタルで色を塗った方が良かったような
安かったかな。ほかの壁の時にはそうします。
左壁面は、”ノロ”大活躍
デカイ壁面でなれていたのと、ノロ(セメント:水=2:1を混ぜた状態)を知ったので、それで施工してみる事にしました。
ソコソコ背面が上手くいったので、調子こいて集中して写真少ないです。
ちゃんと十字を嫌って組むようにして見ました。
一応今回は違う赤系の石も、一箱発注、Fireパターンにしたのですが、色が思った程出ずに
判らない。
90センチ程離れてる
ストーブから距離有るので、余っているコンパネで組んで、空間保持し、防水シート、ラス網などバサモルを塗って、6時間後固まったので、ノロ(セメント:水=2:1を混ぜた状態)を作ってみました。
ノロが以外にいけます、ノロを付けて壁にペタッと押さえる事30秒、動かないくっついている模様。すごいけど実は着いてない。
その上の段を付ける時、目地にノロが残っていると、重量が下の石に掛かってパカッっと
外れます。
対策
横一列終わってから、上に移動する繰り返してなんとか終了。この手順で背面をやれば良かったと後悔‼!(笑)
うまく行くとスグ調子に乗るので、
ここでは天面を張り出しで何か載せようと、施工開始。
ここが今回何回も崩落しました、
結果、石の重しを乗せたまましばらく放置で、乗り切りました。
ノロが、コリコリと剥がれるくらいになったら、白セメントを目地に塗り込んで手早く乾燥拭き取り、意外にもしっかりと付いてるじゃないですか。
fireパターンも何となくまとまったし
石を貼る接着剤も有るのですが、石より高いのでコの方法にしましたが、結構勉強になりました。
画像では、あらが目立ちませんが、実際は、まだまだ、平面がしっかり出ておらず、
全くをもって、自然なカンジが出てしまいました。