温泉といえば、硫黄臭のする酸性度の強い硫化水素泉が好みなので、近隣の奥塩原新湯温泉に行ってきました。
キレイな沢と、紅葉真っ盛りの中の道を1時間ほど進み到着しました。
目次
奥塩原共同浴場
奥塩原元湯温泉が山津波で埋まった時、ここが爆裂し生まれたそうで。この噴火跡周辺には、3か所、公衆浴場があります。
それも、酸性硫化水素泉、白温泉で、源泉掛け流しです。
googleMAPでみるとこの通り、白い山肌に隣接する、3湯(寺の湯、むじなの湯、中の湯)があり、今回、極上の硫黄泉を三湯制覇してきました。
源泉
寺の湯の横の斜面、万座、鹿の湯で見る風景です。ここは、湯荘白樺よりさらに近い、新湯爆裂噴火跡の横、というか下。今は大人しいけど、地球の息吹が聞こえそうなところ!!
大地のパワーを充填されそうな圧倒的な温泉オーラ
やはり、こういうところ男性は好むのでしょうか?
なんせ、窓を開ければ~~♬硫化水素。地べた暖かい所無いのかな?効きそうなんだけどねぇ~~
本日の1湯目
中でも、岩の斜面にへばり付き、その岩の隙間から湧き出るちょっと石油臭の硫黄泉、硫化水素。
これ以上効きそうな所は有るのか??というような条件が揃っている、むじなの湯!!
- 脱衣所あり(風呂場から監視できる)
- 完全、男女別、天井繋がっていて話は通る
- 硫黄泉的な洗い場あり
中に入ると、先客の常連さん3名程、挨拶し話に加わる。聞くところによると、この石油臭は5年ほど前から始まったらしく、また上の旅館が石油タンク壊れて・・・とかの話も聞くことができた。実際、漏れた匂いじゃ、こんなに続かないだろう(笑)
湯船に入ると、下からガッツンと来る、岩間から染み出す湯はパンチ力凄い、余りの効き(匂いに敏感なんで)に程よく温まったところで終了。
ぼろっちい小屋の状態差し引いても、ほぼ満点に近いむじなの湯は効きました。疲れていたせいか、鹿の湯より効いた気がする。
2019年4月20日、再訪時、温度が低く当分は入れませんとの看板あり。
本日の2湯目
次は、中の湯へ。ここは湯荘白樺の横を通り、その先にある。緩やかな岩肌斜面、こじんまりとした湯です。
- 脱衣所あり(風呂場から監視できる)
- 完全、男女別
- むじなよりは狭い、硫黄泉的な洗い場あり
- 新しいのか、一番小奇麗
- 天井繋がっていて話は通る
湯船は、2畳ほど。知らない人同士だと、二人で話していないと微妙な距離感の狭さです。恋人同士だと広い距離かな??女性同士で占領するのも良し
湯の方は、他の2湯から比べると優しい感じ、温度も偶然優しめ。こういう共同浴場は大概湯の管理はされておらず、地元の大体の感覚で決まってる。
湯の投入量も塩ビパイプから8mm程の穴からチョロチョロ出る感じで、加水して温くすると、温度上げるのに小一時間要してしまう。入ったもん勝ちではあるが(笑)
湯の投入量は湯荘白樺で調整してるらしい、というか同じ源泉を使用している先月は温度が低くて入れませんと言う掲示が有った。
今回は大丈夫でした。
本日の3湯目
最後になったけど、寺の湯。
道路のすぐ脇に有り、超有名どころ。その昔寺が有って・・・て書いて有り、右の入り口の寺の湯石碑?看板がどう見ても、ご先祖様専用の余りモノに彫ってあって、余り良い感じはしなかったが、お寺なんで有りなのか????
- 脱衣所左右にあり(風呂場から監視できる)
- しかし中は、男女一緒
- 硫黄泉的な洗い場あり
- 3湯の中では一番広く、一番熱い湯が有った(46℃以上)
無論、源泉かけ流し、加水ナシ。鹿の湯っぽい雰囲気がある。勿論石鹸は効かない、この湯はPH2.3、生物は生きられない、バイキンは人間の方
2019/4/20再訪。3湯の中では一番の好みかな、酸性の強さなのかとても合う
施設が古く、硫黄系は皆そうだが、脱衣所は、もう一寸綺麗にしてもよさそうな感じする。だが綺麗にしてなくてもこのPHなら、湧く雑菌は極々少数だけど、人によってはちょっと引いてしまいそうな気がする。
まとめ
- 寺の湯、混浴ですがおっさんの湯です。鹿の湯好きならココも好きなはず。高温もあるし頭痒かったら温泉で流すべし。
- 中の湯、優しく、3湯中では小奇麗、女性の湯ってイメージかな
- むじなの湯、一番パンチ力有り、寺の湯で効かなくなったらココ、爺婆の湯か?
3湯有る意味が分かった気がする、あと子どもが遊べる湯が有ったら面白い。コレから寒くなってくると温泉のアノ感じ堪りません。来週も行っちゃおうかな?
あっ明日か?
まだまだ1000mクラスでは雪は全然ナッシングですよ
泉質データ
名称 | 泉質 | 源泉温度 | pH | 効能 | 備考 | |
むじなの湯 | 硫酸塩泉 | 59.2℃ | 2.4 | 神経痛、リウマチ | 筋肉痛、関節炎 | 男女別 |
寺の湯 | 硫酸塩泉 | 74.3℃ | 2.2 | 皮膚病、水虫 | やけど | 混浴 |
中の湯 | 硫黄泉 | 79.2℃ | 2.6 | 神経痛、筋肉痛 | 関節痛 | 男女別 |
場 所 | 栃木県那須塩原市湯本塩原14 |
料 金 | 各々、300円 |
営業時間 | 7時00分~18時00分 |
加温 | 無し |
加水 | なし |
施設・特徴 | 路肩に若干の駐車スペース、 |
少し離れた所に、駐車スペースは有るのだが、次回、近隣に駐車可否、駐車場調べておきます。