チェンソーや刈払機(草刈り機)を使用していて、煙が凄く目が痛い、エンジンの掛かりが悪い、マフラーからオイルが出ていたり、なんてことありませんか?
ほぼ、混合ガソリンの間違った使い方で起っているのです。焼付きも例外ではありません。
2ストエンジンは、ガソリンに入れたオイルで潤滑を行い、チェンを駆動するオイルとは違います。また混合気にて冷却も行ってます。
混合ガソリンをどう調合するか、どれだけコストがかかるのか、スペシャルなガソリンは有るのか?実体験をもとに検証します。
いろんなオイルやガソリン添加物も寿命に大きく関わるんですよ。
目次
こんな兆候が混合ガソリンにあれば廃棄です
- ガソリンの匂いと違うテレピン油のような匂い
- 茶っぽく変色(オイルでわかりにくいが)
- やたらエンジンかかりにくい
とにかく匂いが変です、消費期限1ヶ月という所が目安、それを過ぎたら廃棄!!チェーンの洗油などにしたほうがベスト。
私はチェンオイルのポリ缶に入れて、木屑やオイルで汚くなったソーチェンなどを漬けておきます。
混合を購入の場合
これが最近流行ってる?ホームセンターなどで見かける、混合ガソリン。事実使いやすく実はガソリンが腐りにくい、混合ガソリンエンジンの不具合No1の、ガソリン経路トラブルが非常に少ない。と有るものが仕込んであるのです。
しかし、リッターあたりの単価が高い
ネットで買って送料入れると、¥526.5/L 驚愕の高単価
自作混合ガソリンだと
- Husqverna LSで、¥174/L
- Husqverna XPで、¥196/L
- Husqverna シンセで、¥276/L
- STIHLのHPUで、¥228/L
ガソリン130\/Lと計算してます
オイルの価格は\1,080~\6,480/Lの差が有るのですが、入れる量が少ないので、コノ価格差になります。高いのかっても単価的にはあまり変わらないです、そして自作は、最高級オイル使っても7割引で作れますね。
自作しか無いでしょう。使用期限含めて考えると、5Lで100ccですから、その程度の計量カップで計量するか、このような混合計量タンクもあります。
劣化にくい混合ガソリンの作り方(元祖な!!)
実は上の販売されている混合燃料の組成、7年モノのネタですが、私達は使っていました。本来の目的とは違う、副産物的な機能でした。チューニングエンジンに入れるゾイルとおまけで入れていた、安いガストリートメント。
30年ものの刈払機に入れても使ってました。
有る暑い夏、ひどい腰痛にて刈払機持つのも苦痛なほどになり、2年ほどそういう作業を休んでました。その間、刈払機にガソリン入れっぱなしで忘れ。
腰も少し良くなり、翌年ガソリンキャップ開けると、なんと腐ってなくびっくりしたのです。
どれがどう作用したのか分からないが、秘密のブレンドはこれでした。
- ガソリン 2500cc
- 2stエンジン用ゾイル
50cc25cc - ハスクバーナLSオイル
50cc25cc - STP ガストリートメント
10cc5cc
2019/04/19 オイル量、トリートメント量訂正しました。
50cc>25cc 10cc>5cc
2stオイルとゾイルを入れた計量容器を、STPガストリートメントで洗って混ぜていたのです。混合ガソリン価格これでもリッター当たり、¥263/L
この2stゾイルとハスクバーナLSオイル、実績でいうとこれまで数台のチェンソー見て、6本使いましたが、焼き付くようなことは有りませんでした、142が、5mm×5mm齧った程度で、その他はピストン&シリンダは、全く素晴らしい状態です。
素晴らしいオイルとゾイルです。
実際の作業で軽トラ1杯程なら、2タンク(1L)消費しないでしょう。100円の程度の差なら、安心のゾイルとガストリートメント買ったほうが絶対得でしょ。
オイルの差、実はこんな所に
http://jalos.or.jp/onfile/pdf/2T_EV1812.pdf
これ見ると分かるのですが(英語)焼付きには、オイルによっての差が、殆ど無いのである!!
しかし、燃焼室の汚れに関して歴然として差が有った、あまり知られてませんがカーボンってかなりの悪さをするのでできるだけ出ないようにしたい、焼付きの原因にもなる。
しかし、改定しているといえ1994年って、そこからかなりオイルとか燃料は進化してるんだけど、その頃からF1などでは燃料で100馬力ぐらい変わったからね。
混合ガソリン、こまめに作るには
私は、古いこのタイプをまだ使ってるのですが、これではガソリン買えないので、補給するのみで、購入は携行缶の2.5Lを使用してます。6L入るのですが、2.5Lづつ補給する感じです。こまめに作ってます。6Lに5Lじゃアホ見るんで(笑)
まとめ
ホームセンターなどの混合ガソリン買うのであれば、出来れば良いオイルを混合してゾイルとガストリートメントを使いたい。
実績も有るし、なにしろ安い、そして腐りにくい。
ただし、自分でやる以上(DIY)、しっかり仕様を確認して、間違いなくやって欲しい。
そうすれば機械長持ち!?起動簡単トラブル激減しますよ
【刈払機チェンソー】2サイクルエンジン混合燃料の作り方【初級編】 2019/04/21 –チェンソー 毎年、雑草刈りや庭木の整理となる時期がやって来ました。 新たに刈払機(草刈機)やチェンソーエンジンブロアーなど購入された方も居るかと思います。辺り一面ガソリンだらけに成らないよう、安心簡単な作り方、油 … |