無料配布の伐採木や、造成の為に寄せてある木以外に、田舎で良くある、突発的に切り倒されたり、自ら伐採した時の薪のための切り方。
- 倒したから持ってって良いよ!!、で既に伐採してある場合。
- ちょっと倒してくれっか?と、自分で伐採する場合など。
後々の薪化処理や刃のライフや運搬を考えての切り方
目次
薪を作る為に、チェンを地面に当てない段取りを考える
林業などの現場では、小枝などはまとめて機械で掴んでまとめますが、薪にする場合、普段やり馴れないのに、かなりの回数切ることになります。
なるべくチェンソーの刃の良い状態をキープしたく枝は分岐で落として後で切ることはしません。当然、片手で握れる以上の太さ対象ですが、図の通り、左の枝の①②③の様に倒した状態で、先の方から切るだけ。
だって宙に浮いてるでしょ、
腰曲げないし、地面斬らない、長いの持って引きずらなくて済む。
お約束のおパンツ対策
上図のように、二又分岐点は20センチ程度になるように、その部分を中心に考え切ります。後でこのように割ることになるので、先にチェンソーで皮目から切るのです。木口から(玉切り切断面)切ると、それ専用に刃を研ぐ人なんていないですから、
- 粉吹いて切れなくなり
- チェンソー押し付けて、温度上がり
- 焼きが戻って、刃が使えなくなる
等々、残念な感じにならないよう、皮目から切ってください。
その時、下図のように、皮目に水平に切れば、大鋸屑が長くなり、吐き出し口に詰まるので、角度調整して切ってください。長い大鋸屑がたくさん出て、マフラーの排気周辺に積り、冷却風の妨げになるので、エンジンオーバーヒートにも注意が必要です。
下の様に、基本図の⑤のように切れば、普通の短い玉と一緒です。
赤い線で切った部分は、かなり固いのと、色々がゴミが詰まってる可能性も有るので、皮目からですが、先端の方から構え、切った方が、悪いこと起こくいです。
短い薪の大量発生
枝の分岐の分だけ、短い薪が出来てしまうので、割るときには、
なるべく短いのはまとめて割ると積み工程が楽です。
こんな、金属のかごが有ると良いのですが、商品名、パレテーナ(パレットとコンテナの造語でしょうか?)良い値段します。リフトが有ればこういうのが幾らあってもいいですね。
短いのはまとめてあると、積むとき、似通った高さの短い薪を二つ縦に並べて、次もそのようにして、その上には通常サイズの薪を積めば、安定します。
これなら何ら困ることなしに大量の短い薪を乾燥処理することができます。
薪も購入もできるし
これも十分DIY、自分でどうにかしろ!!ってことですね(笑)