古くなってきたチェンソーや、そんなチェンソーの再生、ジャンク一直線!!
2サイクルエンジンはシンプルなんだけど、排ガスや熱、潤滑の面で不利、ジャンクとなればトラブルがつきもの主に
- 焼付き
- 吸気系
- 燃料系
- 排気系
- 点火系
- 駆動系
- オイル系
- 操作系
ざっと上げただけでもこんなに‼
しかし順を追って考えていけばそれほど難しい問題を抱えるほどのものでは有りませんし、其処までシビアな作りはしてません。
オッサンが遊ぶには丁度いい爆音と振動レスポンス
目次
今回のお題
しばらくは普通に回り、徐々におかしくなって行く様子
- 吹け上がりは若干モッサリ?
- プラグ抜いてみるとデロデロ
- 始動を試みるもダメ
- 掛かる時もあり
- ダイヤフラム類交換
- アクセルをちょっと煽ると止まる
- キャブの見える部分すべて見てみる
- Lニードルの反応悪し
まず怪しいキャブ
変更したのはダイヤフラム、その時の組み方が間違っていたのか⁉インレットニードル逆やった記憶が・・・・
そんなこんなで、キャブが最有力容疑者です。
キャブに交換判決も出かかったところで、決定的な写真が
もう一生ガソリンには困りません
キャブに有り余る程のガソリン、ガソリン買わなくて済むかも(笑)
要するにタンクからホースで繋がっていてキャブに入ってくる訳で、油田に繋がってるわけじゃありません。
この状態になるのは、エンジン動いていたら無理
止まっていたのに、コノ様になる、前記の症状を見ると、徐々におかしくなってきてます。動いている最中にも徐々に具合が悪くなり、止まる症状が出てして、Lスクリューが効かない!!
キャブが有力容疑者のようですがどうでしょ
ガソリンタンク
ダイヤフラムキャブは、エンジンが掛かってピコピコとダイアフラムを動かさない限り燃料は出てきません。吸ってるんです。
- 止まっていてガソリン出て来る
- 徐々に状態がおかしくなる
キャブだとず~~と悪いまんま良くなることはあまりない。ってことは、それ以前の問題、ガソリンタンクか?
チェンソーは横にしたり立ち上げたりいろいろな状態に傾けるので、ベントという重要な部品があります。ガソリン漏れず空気は出入りする。
ガソリン減れば空気が入り、気温が上がりタンク内圧上がれば外に出ていく。
私も以前、コレの軽い症状に悩まされました。2シリーズ左上では、常習犯なようで、曲がったラジペンは必須工具でした。
詰まり気味になると、徐々にしか症状が出ない厄介者です、キャブを有力容疑者に仕立てる。給油の時、キャップ緩めた瞬間エアが入る音が聞こえたら間違いないです。
- タンク内温度が上昇
- 圧の逃げがなくキャブに向かう
- 高負荷でガスが吸えなくなる
この症状が徐々に出てきたら中々分かりません、タンクベント、弁当じゃありませんよ、間違って頼まないように、
2シリーズは3,5シリーズに比べ特殊です左上の画像のように、黒い筒の中に入ってます。ガソリンタンク内からペンチで押して抜きます。
ジャンク入門時、誰もが最初に掛かる罠の一つでした。
ガソリン系統の詰まりは、コレを使ってます。ベント取り外してプラ、金属であれば、チャック袋でこの溶液に漬けて置いても再生出来ます。