新品購入してから余り使っていない、ハスクバーナ357XPですが、11年経つのでバラしてみます。
この機械買った当時チェンソーは、36~45ccが普通で、346newEditionが出て、それを購入してから、全くと言っていい程使っていませんでした。
買ってすぐ、オイルポンプに砂齧ってウォームギア損傷とオイルポンプ交換以外トラブルは無く、オイル漏れも出ず。
さて、どんな部分が劣化してるでしょうか?
参考文献 英語ですが、ここでDL出来ます。
ハスクバーナ manuals-downloads
目次
分解は、基本346XPと同じ
まずはシュラウド開けて、キャブのスロットルロッドを外そうとしたら、早速、一番最初に外す、ベローズ切れてました。Part Number:537146501
イグニッションモジュール
スターターカバー外すと、プラグコード減ってるし、振動でカバーに当たってる様で、交換するほどでもないので。画面下のスポンジを付けて当たりをスポンジで受ける様に接着。Part Number:544047001
Fuel Hose
これはお約束346と同じ、ここも振動擦れで、左がFuel Hose、Part Number: 503400602。
550XPと同じ構造で、ベントアウトがエアクリーナーに接続されている!!
しかし、起動は全く問題なし。これも現状わざわざ交換するほどでもない。折れて曲がった跡がついているだけ。
Part Number: 581756202
10年来の垢を落とし、掃除すればトラブル防げるし構造もよくわかる。
スターター側
フライホイルを外す、プリー外しを引っ掛けてエアインパクトでダダダとやると簡単に抜ける。
スパナ回しだと、ズレて来るし面倒。清掃は、創業以来継ぎ足しのタレに温浴、軽くこすれば綺麗サッパリ。
このフライホイル、外すとセンターがズレて・・・・だとすれば、フィンのバリ毎に、バランスを取っていて、クランク軸とのバランスが云々。真鍮埋け込んで、切り欠き作って合わせている方を信頼し、それほどのエンジンでは無いのでご心配なく。
しかし、ゴミ付いて組むのは論外パーツクリーナーで奇麗にしましょう。
クラッチ側
クラッチ軸のベアリング点検、グリスアップ。
レフトハンドル外しておくと清掃しやすい。裏側は木屑だらけ、グロイ画像なので自主規制します。勿論、クラッチ外し、プレート取って、グロイの取ってこれも、たれで温浴。
ヤニっぽいの付くけどそれが綺麗に落ちるので病みつきです。
秘伝のタレはコチラです。基本継ぎ足しています、汚いもの洗うので(笑)
アルミは6時間煮込みが基本だった様な、4Lオイル缶切ってコンロに載せて使用してます。奇麗になりますよ
クランクケース下
これも、内子が一杯。これは温浴面倒なので、プラナイフとコンプレサーとウエスで
そして
シリンダ内部凄いことになってます、
見えますか?
奥に見えるは
クロスハッチ、みなしごハッチ(知らないな)
ササット組んで
ハイ、ショーケースコンディション
357XP GREAT Experience
357XPは使い易いマシンなんだよね、パワーバランスが良い。スモールマウントで一番デカい排気量。
やはり最近のマシンですかね?
これもマークツーなるモノが出て旧式になってしまいました、コレは不遇のマシンなんでしょうか?357XPより更に使ってません。
腰痛にて薪集め断念していた時期の前に買ったので、馴らし終わった程度です。次はコレをバラしてネタにしましょうか?
いつも何使ってるかって?それは346XPの継ぎ接ぎ品、心置きなく使えます。