チェンソー使っている最中、何らかの拍子にチェンが外れ慌ててカバーを外そうとしたら、ハズレない、バーをこじってみてやっと外れ。
チェンを付けて、クラッチカバーを閉めようとしたら閉まらない‼
なんてこと、稀にですがあります。少し前にも遭遇しました。(笑)
そんな時、クラッチカバー内のブレーキを見てください。
目次
ブレーキロック状態なんです
上下で赤い丸線の直径が違います。上の方が小さいですよね。
これで、クラッチ外側にブレーキを掛けてキックバックなどの緊急時やエンジン始動時など、チェンが走らないようにしています。
アンロックにするにはどうしたら良いの??
ニージョイントを作動させブレーキアンロック、解除すれば良いんです。
下の丸がニージョイント部分。
ここが時計回りするとブレーキ解除され、径が拡がります。
ブレーキ解除方法
プライヤーで掴んで回せれば良いのですが・・・解除できない、そんな力はないので私はコレを使いました。
この時、ブレーキが掛かっている状態なので、下の画像のように、レバーを前方に倒してからカバー付けてください。
※ハンドルがカバーに付いているチェンソーの場合は、そのまま付けます。
レバーをブレーキロックした状態にすると、ブレーキ付け根部分はピッタリ閉まります。
ブレーキレバー並びに付け根の部分は樹脂でできているので、このように合わせ目が浮いていないよう確認してください。緩んだ状態で無理に回せば樹脂が削れます。
ここで、クラッチカバー取付ナットを、”手で締められるだけ締めて”、ブレーキをハンドル側に引けば、ブレーキ解除されクラッチカバーがピッタリ閉まるようになります。
- 構造上、ブレーキロックは、簡単にかかりやすい
- 衝撃でロックされる事がある
ブレーキ掛かった状態で無理やりクラッチカバー外したか、カバー緩んでいて、衝撃でブレーキ掛かったのかよくわかりませんが、今まで私も一度遭遇しました。
古い機種で、同じ様にナット締めてブレーキ解除しました。あの時も何かチェンが外れていたような記憶が・・・
チェンソーで切っていて、突然チェンが外れ、そして付けようとしたが付けられない!!ガイドバーにもチェンがハマらない。 なんてこと一度は有るはず。そう初めの頃はわからないのが普通。 |
チェンソー整備オススメアイテム
チェンソーはどうしてもオイルを使い大鋸屑が付着するので、作業も滑り尚且、鋭利な刃など有るので、手袋使用が好ましい。
ディスカバリーチャンネルなどでよく見る、青くて薄い手袋で作業してましたが、余りにもスグ切れて使い物に成らない。
新しいの見つけちゃいました。
LLサイズも有り、指が長く先端が切れること多かったのですがコレは大丈夫。耐久性に優れていて、次の日も使える様な時もあります。
爪の中まで真っ黒になると中々取れません、爪伸ばして取るナンテ言うのも聞いたこともありますがナンセンス
- ニトリル合成ゴムでオイル、グリス等に強い耐性がある
- 作業性の良い丈夫な極薄手です
- 汚れが気にならないブラックカラー
- 凸凹が付いていて滑りにくく、それで表裏が分かる