クラッチカバー、サイドカバー、ブレーキが収められているマグネシウムのカバーですが、擦れてギタギタ、中には黒く変色しているものも有ります。ソコに魔法を掛けます、ヒートガンで炙る、未だ炙る・・・・・・変化なし。
実は寒いので温度上げてます。
目次
今回の暇人DIYチャレンジはコレ
カーボンシールです、じつはヒートガン購入目的の1つにこれが有ったのです。ペタッと 貼りつけて終わりです。
この時に、両手使えると良いので、ボルトナットでバイスに固定してます。
ここに至るには、洗って乾かしIPA脱脂を行って、シールつけやすくする必要がありました。
平面は貼るだけで良いのですが、曲面はというと貼るだけです。熱を掛けたら余り引っ張ると穴あきますので注意。エア抜けは良いので、押しても駄目なら引いて剥がしてすぐ貼る。
平面は皺にならない程度に貼ること、曲面は伸ばしたり縮めたりは熱を軽くかけて指で押しました。
1回目の曲がりはなんとかクリア、二回目の曲がり、上の画像ののこれから曲げるところですね。ここに油とか付いてるとくっつきません。
この段階で、放置して冷まして接着を固定させました。再開後温度上げて折り曲げます、最終は隠れるし、樹脂で抑える所多数あるので思いっきり行きました。
気になるので、3度目、再度曲げます、温度掛けてグニャグニャです、今まで折り曲げた所に熱をかけると戻るので注意して!
クラッチカバー止めるネジの凹んでるところは、1回曲がって底についたところで切り離し、形状に合わせたものを切って貼りました、1枚ものでは無く無理せず見えないところで繋げたほうが無難です。
コレをしないと恥ずかしい所が丸見え!!
画像有りませんが、最終仕上げとして、Carbon表面温度を90~100℃に上げ、冷却時に戻ったりしないようにします。
※赤外線放射温度計で計測しながら行わないとほとんど無理な世界です。
イメージで純正デカール置いてみた
黒いカーボン地に、シルバーのシール・・・・ 地味で、まるで私のようにお堅いイメージ(異論なし)ですが、ココまで来てこれ???無いでしょ
じゃないでしょ、これでしょ、オレンジがビビットに映えるはず
アプリケーションシートに貼られたソレは、固着して剥がれず困ったが、そこはヒートガンのパワーでチョット焦がしながら離脱成功
そして貼ったのがコレ、エグいスパイクと黒地にオレンジハスクデカール決まりでしょ。本当は斜めに攻めたかったのですが今回はコレで。
インスタに上げた所、世界中のマッチョなHENTAIや海兵隊から、本国のハスク姉ちゃんまで、イイネ 萌え ♥と新年から頂きました。
加工用機器類(物欲リスト)
私は、悪魔の指先で行い白魚のような手に火傷負いましたが、皆さんも素手でやって地獄を見てください。
温度上げすぎると、指紋認証不要になりクラッチカバーに転写されます。
マニア的には、新たな中華製クラッチカバーで代用したり、ソレに貼り込んだりも考えられますのでお約束のEbayもどうぞ。
最終仕上げに欠かさないアイテム、放射温度計、薪ストマニアなら有っても色々な所に使えるかと思います、コレで手で触って火傷することもすくなるかと。この値段差なら、500℃対応の方が良いと思います。